クレジットカードのシステムを理解して上手く活用しよう

B!

「クレジットカードってよく分からないし、現金で問題なく買い物出来るから使わなくてもよくない?」という考えで生活しておられる方も多いのではないでしょうか。

断言すると、現金払いだけを続けている人は損をしています!

現金払いのみで生活している人は、単にクレジットカードの利点を知らないだけの人も多いです。

お金とは現在社会を生きていくのに必要なのはもちろん、家族を守り生活を豊かにするのにとても大切な物。

クレジットカードを上手く使えば大きな節約となり、大切なお金を貯金していくことが可能なのです。

春夫君
うわーん。
今月支払い額が多くてお金が貯まらないよ。
これじゃあ夢のマイホームが遠のくよ。
妻子さん
もう少し稼いでくれればいいのに・・・。
私もパートに出るしかないのかしら?
節約先生
パートに出るのも1つの手ですが、まずは支出を見直しましょう。
春夫君、月の支払いは何に使っているんだい?
春夫君
うーん?公共料金と通信費、食費や交通費、交際費とゲーム買ったり…。
そんなに使ってないはずなんだけどなぁ。
節約先生
お金の使用用途は別におかしくはないね。
公共料金の支払いは、銀行口座振り込みで支払っているの?
春夫君
それ以外の方法ってあるの?
節約先生
クレジットカードで公共料金の支払いが出来ますよ。
電力・ガス・水道会社によっては 口座振替割引サービスをやっていることがありますが、お近く会社が割り引きを行っていない場合、お得になるケースが多いです。
妻子さん
割引サービスは近くでは聞いたことがないわ。
お得に使えるのは、公共料金の支払いだけなんですか?
節約先生
いえ、それだけではありません。
普段の生活の中でも、クレジットカードを使う利点があります。
今回は、上手く節約していくためにクレジットカードのシステムを教えようと思います。

クレジットカードのシステムを理解しよう

 

クレジットカードとは、加盟している店舗で商品やサービスを購入時にカード利用者の代わりにカード会社が肩代わりするシステムです。

クレジットカードのシステムについての一連の流れは以下の順番になります。

 

①加盟店舗は購入された商品やサービス金額の伝票を加盟管理会社に送り、加盟店手数料を引いた金額を後日受け取る。

加盟店の利点:手数料が取られるが、カードを使用出来る店舗ということで商品やサービスを購入してもらいやすいというメリットがある。(現金を使わない層の顧客もつく。)

②加盟管理会社はそのデータを処理センターに送り、処理センターはその取引情報をカード発行会社に送る。

③カード発行会社はカード利用者が選択している支払い方法に基づいて支払日に代金を受け取り、カード利用者紹介手数料を差し引いた代金を加盟店管理会社へ支払う。

カード発行会社の利点:各種手数料収入がある。

節約先生
ここで注意点があります。
一括払い 及び二回分割払い、ボーナス払いや一部で使える前払い以外は、カード利用者に高い手数料が発生してしまいます。節約的にはマイナスとなってしまうので、ここではお勧めしません。
ちなみにカード利用者に手数料が発生しない一括払い専用カードは、チャージカードと呼ばれます。
春夫君
へえ~。
支払い手数料がかからない方法があるんだ。
妻子さん
手数料がかからないのはいいけど、ただ後払いになっているだけに見えるわね。
何かお得なところはあるんですか?

クレジットカードのポイントの種類を覚えよう


現在で使用されているクレジットカードは、使用金額の一部がポイントとして還元されます。

ポイントは現金の代わりに使用することが可能となっています。

ポイントにはクレジットカード契約が続く限り永続する通常ポイントと、1定期日が過ぎてしまうと失効して使えなくなる期間限定ポイントがあります。

節約先生
通常ポイントは、カード発行会社関連や提携企業のお店ではほとんど使うことが出来ますよ。
もう1つの期間限定ポイントというのは、かなり狭い範囲の限定的な使い方しか出来ないことが多いですね。


期間限定ポイントはインターネットを使用したネット通販では使用出来ないケースが多いですが、実際に足を使って向かう実店舗では使用出来るケースが多くなっています。

春夫君
なるほど!期間限定ポイントは実際にお店に行って使えばいいんだね。
引きこもりたい時は困っちゃうね。
節約先生
用途をきちんと理解して使用すれば、どちらのポイントもとても強い味方になりますよ。
ポイントの種類を解説したところで、次はポイントの還元率について説明していきます。

クレジットカードの還元率について理解しよう


クレジットカードにはカードごとに還元率が設定されており、大半のカードの還元率は0.5%~1%と設定されていることが多いです。

ただ中には5%を超える高還元率のカードもあります。

春夫君
それなら高い還元率のカードのほうがお得じゃない?
低還元率のカードなんていらないよね?
節約先生
高還元率のカードは入会に年齢制限や特殊な条件が必要であったり、高い入会金や年会費を払う必要があります。
それに対して、0.5%~1%のカードのほとんどが入会金や年会費が無料のケースが多いです。

高還元率のカードで年会費1万円などの場合、よほど年内でカードで高額商品を買ったり多用しないと、年会費よりポイントのほうがマイナスとなってしまうこともあります。

もちろん一定以上の額を使えば無料の低還元率カードよりお得になるので、クレジットカードを多用する予定の人なら年会費付き高還元率のカードを選ぶのもありでしょう。

ちなみに年に一定額以上クレジット払いすると、その年の年会費が無料に変更されるカードもあります。

妻子さん
年会費無料だと還元率低いことが多いのね。
お得感が少し低く感じちゃうわね・・・。
節約先生
そうとは限りませんよ。
低還元率カードもカード発行会社にある各種提携サービスを利用することにより、
高還元率のカードに匹敵や超えるほどの還元率になることもあります
そのあたりの見極めが大切になってきます。

クレジットカード単体で使用するより各種提携サービスがある場合、それも併用した方がお得になります。

例えばカード発行会社の提携会社で商品を購入すると、ポイント二倍などになるケースなどが多いですね。

そのため、自分がよく使うお店関連のクレジットカードを持つのが還元率的にお勧めになります。

終わりに クレジットカードを有効に活用し節約しよう


普段の買い物や公共料金の支払いをクレジットカードにすることにより、ポイントを入手することが出来ます。そのポイントを現金の代わりに使用することにより、本来消費するはずだった現金の一部を手元に残すことが可能となっています。

節約した現金は1つ1つだとたいした額ではないでしょうが、今まで現金払いをして購入していた商品やサービスをクレジットカード払いに変更することにより、10個~100個の買い物となればどうでしょう?

ちりも積もれば山となりどころではないほど、馬鹿に出来ない金額が貯金という数値として残ることになります。

「現金払いでいい。」という方も、この機会に節約のためにクレジットカードを使用してみるのはどうでしょうか?

きっと未来への投資として必ず形に残るでしょう。

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